
生まれて初めて迎える節句を「初節句」
といいます。節目の日に、これからも
健やかに成長しますようにと願いを込めて
お祝いをしましょう。
今回は初節句だけでなく毎年作りたくなる
カワイイいなり寿司の作り方を紹介します。
初節句をお祝いしましょう
女の子は3月3日の桃の節句に、
男の子は5月5日の端午の節句に行ないます。
その名の通り、生まれて初めて迎える
節句が初節句ですが、生まれてすぐ
(生後1ヶ月~数ヶ月程度)の場合は
赤ちゃんの体調や家族のスケジュールも
考慮して翌年行なうことが多いようです。
【端午の節句】
武者人形や鎧兜を飾り、ちまき、柏餅を
供えます。外には鯉のぼりを立てます。
お祝いの膳に決まりはありません。
子どもの好きなもの、喜ぶものを用意
してあげましょう。
【桃の節句】
雛人形、桃の花を飾り、白酒、菱餅、
ひなあられを供えます。
お祝いの膳にはちらし寿司、蛤の
お吸い物などが定番です。
初節句にもピッタリ いなり寿司
お祝いの食事にピッタリな
我が家で評判の良いレシピを紹介します。
【お節句に簡単カワイイお稲荷さん】
<材料>4人分
・お稲荷さん用油揚げ …10枚
・ごはん…500g(ちらし寿司の素の規定量)
・五目ちらし寿司の素 …1袋
(トッピング)
・ウズラの卵、ウインナー、キュウリ、
桜でんぶ、刻み海苔、錦糸卵
その他、お好みでトッピングをお楽しみ
下さい。大人用で生ものがあるとさらに
華やかな料理になります。
<作り方>
1. 温かいご飯に五目ちらしの素を混ぜ込み、
お稲荷さん用油揚げに詰める。
2. お好みのトッピングで、こいのぼりや
ひな人形をイメージして飾ります。
今回は油揚げを煮るところから始めた
手作りなので、かなり時間がかかりました。
もちろん、すべて手作りでも構いませんが、
デコレーションに力を入れたい場合は、市販の
ものを使うとお手軽ですし、初節句祝いで
他にも料理を用意することも考えると市販品を
うまく使った方が時短になりますね。
また、お稲荷さんが食べにくいと思った人は、
ラップを使った、てまり寿司がおすすめです。
食べやすいトッピングと五目ずしをラップで
クルクルと丸めるだけです。
てまり寿司は、小さく手に持って食べやすい
ので、是非お試しください。
【みんな大好きふわモチ。抹茶のシフォンケーキ】
<材料>
17㎝シフォン型
・卵黄 …3個
・砂糖 …50g
・サラダ油 …40㏄
・牛乳 …80㏄
・米粉 …90g
・卵白(L) …3個
・砂糖 …50g
・抹茶パウダー…5g
<作り方>
1. オーブン170度に温めます。卵黄と卵白を
分け、卵白を冷蔵庫で冷やしておく。
2. ボウルに卵黄⇒砂糖⇒サラダ油⇒牛乳⇒
米粉⇒抹茶パウダーの順に入れ、
その都度混ぜる。
3. 別のボウルでメレンゲを作ります。卵白に
塩一つまみ入れハンドミキサーで泡立てる。
4. 泡立ってきたら砂糖1/3入れ泡立てる。
さらに泡立ってきたらもう1/3入れ泡立てる。
5. 最後の砂糖を入れ角がお辞儀するくらいまで
泡立てる。
6. ②の卵黄生地にメレンゲ1/3を入れよく混ぜる。
もう1/3入れ0て混ぜる。
7. 最後は③のメレンゲのボウルに卵黄生地を入れ、
下からすくうように大きく混ぜる。
大体混ざればOK!
8. 高い位置から型に生地を流し込み、
170度オーブンで40分焼く。
9. 焼きあがったらさかさまにして冷ます。
完全に冷めてから型からはずす。
シフォンケーキって、作るのが難しい
イメージがあると思うのですが、
このシフォンケーキは米粉を使用している
ため、面倒な粉ふるい不要です!
卵白さえしっかりメレンゲにしてあげれば
失敗しません。おまけにモチモチで普通の
シフォンケーキよりおいしいですよ!

今回は、抹茶パウダーで
和風にしましたが、苦手な
方がいるようでしたら抜いて
構いません。
和風で、あんこや桜の塩漬けのトッピングも
合っておすすめですが、クリームにフルーツや
チョコソースのトッピングでも美味しいです。
お節句定番の柏餅に桜餅もいいですが、初節句
お祝いのデザートに挑戦してみてはいかがでしょうか。