
年末年始は忘年会やクリスマス、お正月と
外出する機会が増えます。
交通機関やショッピングセンターなどの人混みへ
行くことが多くなりますよね。
外出時のインフルエンザ予防はどんなことに
気を付ければいいのでしょうか。
外でもインフルエンザを予防する工夫は?
インフルエンザが流行する冬11月から3月は、気温が
低く空気が乾燥しています。
ウィルスが活発に動く環境のようです。
湿度を保ち、気温を高めにすることがウィルスの
活動を弱めますから工夫次第で、湿度を保つ方法を
2つご紹介しますね。
マスクはウィルスを遮断するためじゃないの?
インフルエンザウィルスのサイズが小さいため、
主に使われる不織布マスクでは、ウィルスの遮断は
難しいようです。
・インフルエンザウィルスのサイズ…
0.1マイクロメートル
・花粉(杉)サイズ…30.0マイクロメートル
・ハウスダスト…500.0マイクロメートル
ウィルス対応マスクもある
米国のNIOSH認定N95規格適合するタイプは
主に医療従事者が使用しているもので、ウィルス
にも適応できるようです。
価格が不織布マスクに比べ高価です。
(20枚入り2000円~4000円代)
毎回取り換えるには費用がかかりそうです。
不織布マスクなどウィルス非対応マスクのメリット
・マスクをすると、口の中の水分を保つことになり
ウィルスが活発に動きづらい
・マスクをしている側が、咳・くしゃみを空気中に
まき散らす事を防ぎ、周りの人への配慮
(咳エチケットと呼ばれています)ができます。
こまめな水分補給
こまめな水分補給は身体の乾燥を防ぐ
ことができます。
外出中は外気が乾燥していますから、口の中や
喉も乾きやすい状態ですね。
水分補給なので、ジュースよりも水やお茶などを
こまめに飲むようにしましょう。

腸内環境や毒素排出にも
水分補給はかかせません。
身体のめぐりを良くする事で、インフルエンザを
寄せ付けない身体づくりにつながります。
1日の目安
1リットル~2リットル程度を目安に、無理のない
程度に飲む事をおすすめします。
体質(すぐお腹を壊すなど)や持病により水分接種量に
制限のある場合は、主治医へ相談して下さい。
ご自分にあった水分補給の仕方で手軽に取り入れてみて
下さい。
外での接触感染に注意!
不特定多数が触る場所には注意
多くの人が触る「手すり」「つり革」「ドアノブ」
エレベーターなどの「押しボタン」はウィルスが
付きやすく接触感染の原因になりやすい箇所です。
ただ、触ったからといって必ず感染するわけでは
ありません。
その触った手を洗わずに食べ物を食べたり口や目を
触ってしまうと感染しやすいということです。
防ぐには、こまめな手洗いの習慣が大切ですね。
普段、外出中に持ち歩くもの、例えばスマホなど
を清潔に保つこともインフルエンザ予防につながる
のではないでしょうか。
こまめな手洗いできない時は
耳にタコができるくらい、手洗いの重要性は
聞いていますよね?
ここでは手洗い以外の対策としてお話します。
「除菌シート」や「ジェルタイプの消毒剤」
手洗いができない時に使えて、お子さんの手を
パパッと除菌してあげられます。
ショッピングモールなどの出入口に、除菌スプレーを
設置するところが増えていますので、それを使用する
のも一つです。
おしゃれ&防寒で楽しむインフルエンザ予防
外気と室内の気温差が激しくなる季節ですから
知らないうちに身体への負担もかかっています。
体温が維持できていると免疫力が守られ
インフルエンザ予防につながります。
厚着をすれば安心?
厚着は悪いことではないですが、着ぶくれしたり
動きにくくて大変ですよね。
ヒートテックインナーなど、薄手の発熱素材の
インナーを使用することで薄着でも防寒ができます。
ただ発熱素材のインナーは汗をかいた後、汗冷えを
起こして身体を冷やしやすい構造のものがあるので
極寒の登山をする人の間では使用しない人もいるようです。
体温調節が大切です。
取り外しや、脱ぎ気で調節できると便利ですね。
5つの体温を維持するポイント
①首まわり…タートルネックの服・
マフラー・ストール
②腰まわり…腰回り丈がある下着・腹巻・
毛糸パンツ・貼るカイロ
③手足…手袋・発熱生地を使用した靴下など
④頭…帽子
⑤耳…イヤーマフラー
まとめ
インフルエンザ予防を習慣化しながら、
オシャレ防寒も楽しんで冬を乗り切りたいですね。
最寄りの保健所や、かかりつけのお医者さんなど
正しい情報をあつめて対策することをおすすめします。