毎日のように使っているお風呂。
使うたびにある程度は掃除していると思いますが、
水垢や石鹸汚れ、そして私たちから出る皮脂や汗が
原因となって、油断するとすぐに細菌やカビが発生して
しまいがちな場所でもあります。
お風呂掃除も大掃除のメニューに組み入れて
溜まった汚れを取り除き、ピカピカにして新年を
迎えましょう。
お風呂掃除に必要なもの これだけあれば大丈夫!
お風呂掃除に準備するもの
・重曹
・クエン酸
・スプレーボトル
・ラップ
・キッチンペーパー
(なければティッシュペーパーでも)
・スポンジ
・使い古しの歯ブラシ
・キッチン用の漂白剤
・片栗粉
見ての通り、手に入りにくいものはありません。
ホームセンターやドラッグストア、スーパーなどで
買えるものばかりです。これを組み合わせて掃除に
使います。
石鹸汚れと皮脂汚れをつけ置きで落とす
お風呂の汚れの中でも、石鹸と皮脂の汚れは表面に
付着しているため、比較的落としやすいです。
水垢やカビは、発生して時間が経ってしまっていると
取り除くのが難しい場合があります。
最初に石鹸・皮脂の汚れをできるだけ手早く取り除き、
残った時間を水垢やカビの除去に使うように
しましょう。
早くに目に見えて綺麗な場所ができることで
効率的にしかも高いモチベーションも維持したまま、
大掃除に集中することができます。
大掃除前日のつけ置きで浴槽も小物もピカピカに!
お掃除に使う水は、ある程度温度が高いほうが
汚れも取れやすくておすすめなのですが、
大掃除は寒い時期です。蛇口から直接出した
水はとても冷たいですよね。かといって、
わざわざ沸かすのは、光熱費が余分にかかってしまい
もったいない。
そんなときは、お風呂に残ったお湯をつけ置き用に
活用しましょう。
1、大掃除の前日の夜、家族全員が入浴し終わったら
浴槽に残っている湯に重曹をカップ1杯分入れます。
2、風呂小物(例:洗面器、風呂用チェア、
石鹸ケース、子どものおもちゃなど)を浴槽に
沈めます。
3、一晩つけ置きして、次の日の朝になってから
軽くスポンジで擦ります。
※もし汚れがひどく残っていたら、シャワーで
軽く洗い流し、クエン酸をかけてから
もう一度スポンジで擦ってみてください。
このやり方で、浴槽やお風呂小物についた石鹸汚れや
皮脂汚れが取れるはずです。

前日に浴槽に重曹を投入して
お風呂小物を沈めるだけ。
とっても簡単ですね。
クエン酸パワーでキレイにしよう

クエン酸のパックをすれば蛇口も鏡もピッカピカ!
汚れのせいでくすんでしまっている蛇口や鏡を
新品のように光らせましょう。
クエン酸の水溶液の作り方
1、クエン酸の水溶液(目安:水200ccにクエン酸
小さじ1/2)を作り、スプレーボトルに入れます。
2.クエン酸水溶液をスプレーし、きれいにしたい
部分に付けます。
3、スプレーした部分を覆うようにキッチンペーパー
または、ティッシュペーパーを貼り付け、さらに
その上からもう一度クエン酸スプレーをします。
4、そのまま数時間放置します。
5、軽くスポンジで擦ります。
クエン酸でパックした後に軽く擦っただけで、
嘘みたいにピカピカな蛇口や鏡になりますよ。
シャワーヘッドの目詰まりもクエン酸で解消
シャワーの出が以前に比べて悪いなぁ、と感じたら
それはシャワーヘッドに湯垢や水垢が溜まり、
目詰まりしている証拠かも知れません。
この目詰まりも、クエン酸を使えば簡単に
解消できます。
1、クエン酸の水溶液にシャワーヘッドをつけ置き
ます。ぬるま湯1000ccにクエン酸 軽量カップ1/4ぐらい
用意すると、無理なくつけ置くことができます。
2、1~2時間程度放置します。汚れがひどいようら、
もっと長い時間放っておいてもかまいません。
3、つけていたシャワーヘッドを取り出し、メラミン
スポンジや使い古しの歯ブラシで軽く擦って汚れを
取ります。
まとめ
ここまで、風呂掃除に必要なもの、重曹やクエン酸を
用いた掃除の方法をご紹介しました。
つけ置きを活用すれば、落ちにくい汚れが落ちやすく
なります。
つけ置いている時間も有効に使って、作業をどんどん
こなしていくと、効率よく大掃除ができますよ。
さて、お風呂の大掃除には、まだ続きがあります。
お風呂の大掃除 カビ取りと排水溝 終われば完璧へ
どうぞ。