
腸を制する者は健康を制す、といわれる
くらい腸の活動をよくすることは健康に
つながります。
腸内環境の悪化は便秘だけなく、大腸がんや
うつ病にまで発展してしまう可能性があるので
最近は便秘を解消するために「腸活」を
行っている方も多いと言います。では、
実際にどのような食材が「腸活」に活躍して
くれるのでしょうか。
腸内の善玉菌を増やす
「腸活」とは、腸内環境をいい状態に保ち、
健康な体を手に入れることをいいます。
正常な腸内環境を整えるためには善玉菌を
強化することが大切です。善玉菌を摂取
するのは善玉菌が含まれる食材を食べれば
いいのですが、ただ摂取するだけでは便と
一緒に流れ出てしまいます。
そこで、善玉菌のエサとなる食物繊維や
オリゴ糖が含まれる食材を一緒に摂る必要があります。

発酵食品を摂る
善玉菌が含まれる食材としては発酵食品が
代表的です。ヨーグルトや納豆、味噌、
キムチなどに含まれることが多いです。
その善玉菌のエサとなる食材として
水溶性食物繊維やオリゴ糖が含まれる食材は、
大豆、キャベツ、はちみつ、玉ねぎ、などです。
これらの食材を善玉菌が含まれる食材と
一緒に食べることで腸の蠕動運動を促し、
悪玉菌の増殖を抑えることができます。
腸活に悪い食べ物は?
では、反対に悪玉菌を増やしたりして「腸活」
にならない食材は何でしょうか?それは、
粉物や冷たい食べ物、脂肪分の多いものや
肉や魚などの動物性たんぱく質です。
悪玉菌が増えていくと、腸内環境も悪化し
下記のような体への悪影響が起こります。
1. 便秘が治りにくくなる
2. 生活習慣病になる
3. 肌荒れになる
4. 免疫力が低下する
5. うつ病になる
腸内環境とうつ病とは全く関係ないように
思えますが、セロトニンという幸福感を感じる
成分とドーパミンを合成することに腸内環境と
関りがあります。
腸内環境の悪化はセロトニンとドーパミンの
合成がうまくいかず鬱っぽくなってしまうのです。
また、腸内環境が悪くなってしまうと、血流も
滞ってしまい、老廃物も排出しにくくなって
肌荒れや免疫力が低下する事態を引き起こします。
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このように、悪玉菌を増やして腸内環境を
悪くしてしまうことは、日常生活にも、
最悪の場合人生にも影響してしまうので、
腸内環境を正常に保つように心がけましょう。
腸活に効果的な食べ方
上の項目で「腸活」に良い食材をいくつか
並べましたが、善玉菌を強化していくために
より効果的な食べ方をいくつか紹介します。
ヨーグルト

ヨーグルトには乳酸菌やビフィズス菌という
善玉菌が含まれているのはよく耳にしますね。
そのまま食べるのもいいのですが、冷蔵庫から
出したそのままを食べると乳酸菌の働きが鈍い
ままです。なので、電子レンジなどで人肌より
少し温かいくらいの40℃前後まで温めてから
食べましょう。すると、腸を冷やさないだけで
なくビフィズス菌や乳酸菌が活性化されより
効果的に腸内環境を良好にします。
納豆
納豆には腸内を活性化させ、免疫機能を強く
する効果もあるのですがより効果を発揮する
ために、塩麴とてんさい糖と玉ねぎ、オリーブ
オイルを混ぜて一晩寝かせると納豆菌が
活性化し、より効果的です。
キムチ
キムチには乳酸菌が豊富に含まれています。
また、白菜などの野菜で作られていることが
多いので少しでも野菜の補給になります。
このキムチに食物繊維を含む軽くゆでた
こんにゃくと混ぜると簡単に副菜が出来上がります。
バナナ
便秘にはバナナ、と聞くことも多いですが
バナナは抗酸化作用を起こすポリフェノールを
含むほかにも、善玉菌のエサとなるオリゴ糖を
含んでいるため「腸活」にはもってこいです。
ヨーグルト同様温めて食べることをお勧めします。
薬味や調味料
ショウガやレモン、唐辛子を料理に添えて
血流をよくすることで体を温めることができます。
そうすると同時に腸も活性化するので日々の
食事に付け加えるといいでしょう。
まとめ
「腸活」は特別なものを用意したり、普段やり
慣れていない手段を取り入れることなく、
手っ取り早く始められることが利点です。
腸内環境を整えるために、善玉菌をふやします。
そのためには、善玉菌のエサとなる食物繊維や
オリゴ糖が含まれる食材を一緒に摂りましょう。
「腸活」というよりも「温腸活」という食材も
体も温めることで体の調子が良好になるようです。
体調が悪くなると健康でいることの有難さが
よくわかりますよね。
始められることから少しずつ日常生活に取り
入れ、身も心も健康でありましょう!