自分は他の人よりも顔の汗かきで
「メイクをしてもすぐに汗でドロドロに崩れる。」
「いつも顔をハンカチで拭いている。」
こんな悩みはありませんか?
顔は、特に人によく見られる場所です。よけいに
気になりますよね。
そこで、顔に汗をかく原因と効果的な対策方法に
ついて、ご紹介します。

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顔に汗をかく原因

全身には、エクリン腺という汗腺があり、
そこから汗が分泌されます。
エクリン腺から出る汗は、本来ほとんどが水分で
さらさらしたものですが、時間がたつと酸化や
雑菌の増殖によって、ベタベタしていてニオイを
発する汗になってしまいます。


運動不足

顔に多く汗をかく原因としては、運動不足が
挙げられます。

日頃の運動不足やエアコンのついた快適な環境に
いることで、日常生活で汗をかく機会を失います。
すると、汗腺ははたらかなくなり、おやすみモードに
なってしまいます。
そして、その汗腺のはたらきは、心臓の位置から遠い
ところから次第に悪くなっていくのです。

少しのことで汗腺が刺激を受けやすくなり、
比較的心臓に近く、動かす機会の多い「顔」が
より汗をかきやすくなるというわけなんです。

普段からこまめに汗をかくくらいの運動をして、
汗腺をはたらかせてあげておくことが重要です。


ひどい汗かきの場合

ちなみに、顔の汗かきの症状がひどい場合は
「顔面多汗症」の可能性もあります。
顔面多汗症は、顔から異常なほどの量の汗をかいて
止まらなくなるといった症状がでます。

顔という人に見られやすい部分に汗をかき、人目が
気になることで、「恥ずかしい」という気持ちが
強くなって、余計に汗をかいてしまいます。

原因としては、ストレスが主で、それに気温などの
外的環境が組み合わさって悪化します。
自覚症状がある人は、早めに病院でお医者さんに
相談してみましょう。


顔の汗かきに効果的な対策方法

たかが汗、されど汗。
ひどくならないうちに、きちんと対策したいですよね。
そこで、簡単にできる顔汗対策をご紹介します。


顔を冷やす

人間は、体温調節のために汗をかいています。
たとえば、体温が上昇したときは、汗をかく
ことで熱を逃がして、上がった体温を下げよう
としています。
つまり、顔を冷やすことで、一時的に顔まわりの
体温が下がり、体温調節を目的とした汗をとめる
ことができるんです。

冷たい水で冷やしたタオルや保冷剤を巻いた
タオルなどを顔にあてて、小まめに移動します。
同じ場所にずっと押し当てるのはやめましょう。

特に、首の後ろには、頸動脈という大きな太い
血管が通っているので、そこを冷やすと効果的です。


ストレスをかけない

実は、汗をかく原因は、精神的なものも大きく
かかわっています。緊張や興奮といった、精神的に
ストレスがかかると、汗をかきやすくなります。

なるべく心をリラックスさせて、落ち着いた状態を
保ちましょう。自分なりのストレス解消方法を
見つけて、実践してみるのもいいですね。


汗を止めるツボ押しをする

顔の汗を止める効果のあるツボをいくつかご紹介します。

隠げき(いんげき)
手の平を広げて、小指の下の手首から指の関節
1つ分くらい下がったところにあるツボです。

大包(だいほう)
ワキの下と胸の下を直線で結んでつながる
ところにあるツボです。

後谿(こけい)
手を握るとできる、小指の横の皮膚がはみ出た
部分にあるツボです。

ツボ押しをするときは、痛すぎない程度の力で
押しましょう。
軽い力でも十分効果があります。
5秒ずつを目安にして、ゆっくり押してゆっくり
離していきます。
押すときに吐く、離すときに吸うといった具合に、
呼吸とあわせて行うと効果的です。
呼吸を深くすることは、リラックスにもつながります。


制汗剤を使う

市販品で、顔用の制汗剤というものがあります。
必ず、顔用のものを使いましょう。
全身用やワキ用のものは、顔の皮膚には刺激が
強すぎるので使わないようにしましょう。



顔は、全身の中でも特に肌がうすいですので、
負担をかけないようにします。
顔用の制汗剤は、ジェルやスプレーなど種類が
ありますが、肌が荒れやすい、敏感肌の人などは、
顔につけたときにのびやすい、クリームタイプの
ものを選ぶのがよいです。


まとめ

いかがでしたか?
顔は、常に人に見られているといっても過言では
ない場所ですよね。
その顔が、いつも汗っかきになのは、本人にとっては
メイクも崩れるし悩みです。

普段から運動をして汗をかいておく、顔の肌を冷やす、
ツボ押しをする、ストレスをかけない。など
顔の汗に悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてください。

きちんと汗ケアをして、さわやかな顔で毎日を
過ごしましょう。


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