夏なのに体が冷える、上半身は暑いのに足先が
冷えて冷たいということはありませんか?
現代の女性は気温の高い夏でも冷え性に困る
人がいるのです。夏は暑く体が火照りますが、
そんな時期になぜ冷えるのでしょうか?
その冷えに備えて対策をご紹介します。

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夏でも冷え性の原因

その「冷え」とは、手足やお腹など体が冷たい、
寒いと感じることを言います。冷えた空間に
長時間滞在していると体は体温を保とうと
することで血管は収縮します。
そうして血行が悪くなり毛細血管まで血が
巡らずに足先や指先が冷たくなるのです。


冷え性は女性に多い

冷えを感じるのは男性よりも女性の方が多いと
言われています。それは、女性は男性に比べて
筋肉量が少なく脂肪が多いため、冷えると元に
もどりにくいとされています。
筋肉があればあるほどポンプの役割をしてくれ、
血を細部にまで運んでくれるのです。なので、
薄着や水着になるからと言って過度のダイエットを
すると筋肉量が減り冷えにもつながります。
そして、年をとるごとにエネルギーを作る量が
減っていき「冷え」を改善しにくくなります。


冷房

夏は冷房が欠かせませんが、その冷えた室内で
座ったままで体を動かさないデスクワークなどを
長時間するとなると当然体は冷えてしまいます。
しかも、夏なのでノースリーブやサンダルなどの
薄着でいたりすると尚更です。


食事や生活習慣




冷えは気温だけではなく、食事や生活習慣からも
くることがあります。暑いからと冷たい飲み物や
冷たい食べ物を摂取することで体を冷やして
しまいます。
夏が旬だからというトマトやきゅうりといった
野菜も体を冷やしてしまう恐れがあるので、
美味しくても食べ過ぎには気を付けましょう。


シャワー


暑い夏に汗をかきたくない。シャワーの方が
手軽だからと入浴をシャワーで済ませてしまう
のも冷えの原因です。
お湯をためるのが面倒、汗を流すのに、また
お湯であたたまって汗をかいてしまうのが嫌と
いうのもわかりますが、冷えないためにも湯船に
つかることをオススメします。

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夏の冷え性の対策

「冷え」はひどくなると、倦怠感、食欲不振、
不眠など体のトラブルにつながります。
自分は冷え性が当たり前だと思わずに、
やれることからしっかり改善していきましょう。


冷房対策



冷房対策として自分で室温が変更できる環境
なら設定温度は外気との差を5℃前後におさめる
ようにしましょう。
オフィスや店内など自分ではなかなか温度設定が
できない環境であればカーディガンやストールなどの
防寒具を用意すると、いざ寒くなったときに寒さ対策
できます。


食事

食事に関しては、食べ物や飲み物は常温や常温
以上のものを摂るようにしましょう。

夏の食事は、冷麺やサラダなど冷たいものを食べて、
飲み物は、アイスコーヒーや冷たい麦茶などを口に
する機会が多いですが、そういうときこそ食事に
汁物をプラスすると体が冷えにくいです。

また、夏野菜は体が冷えやすいと前の項目で書き
ましたが、逆に体を温める食材の芋類や豆類を
取り入れるといいでしょう。


入浴



入浴では、冷え性だからとサウナに入って
大量に汗をかいたり、熱いお湯に入ればいいと
いうことではなく、37~38℃のぬるま湯に20分
以上入るのが効果的です。
そして、お風呂上りは
冷えないよう早めに髪を乾かし、せっかく温まった
体が冷えてしまわないように常温の飲み物にしましょう。
冷たい飲み物を一気飲みとか、いけませんよ。


運動

血行を良くするのには適度な運動をしましょう。
あまり運動が得意でない方もエレベーターを
使わずに階段で歩いたり、入浴後にストレッチを
取り入れるなど簡単なものから体を動かしていくと
筋肉の衰えも妨げられ血行もよくなります。

また「冷え」により不眠気味だという方も、適度な
運動を取り入れることで適度な疲労感から
睡眠を誘うこともできるようになります。


まとめ

夏の「冷え」は冬の「冷え」よりも少し面倒です。
寒いときに体を温めるのはいいですが、暑いときに
体を温めると、よけいに汗をかいてしまう…と思うと
ちょっとでも体を冷やしたくなりますよね。
ですが、適度に汗をかき、内臓を温める食材を取り
入れて新陳代謝をあげて、「冷え」に負けない体で
楽しい夏にしていきましょう!

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