
タケノコを下ゆでしたけど、少しエグミが
残っている、食べた後に口の中がピリピリする
そんな経験ありませんか?それは、アク抜きが
できていない可能性があります。失敗したから
といって捨ててしまうのは勿体無い。できれば
どうにかして食べたい。そんな時のための
対処法などをご紹介します。
たけのこアク抜き失敗 対処方法食べる方法は?
アク抜きしたタケノコをいざ食べてみたら
口の中が痺れるような感じがする。
せっかくの旬の味なのにエグミがあって
食べられなくてショック!そんな残念な
ことになる原因とは、なんなのでしょうか。
たけのこにエグミが残る原因
一般的なタケノコのアク抜きといえば
やはり、米ぬかと鷹の爪を一緒に入れて
煮込んでいく方法かと思います。
他にも、簡単な方法として米のとぎ汁や生米と
一緒に煮てアクを抜く方法もあります。
最近では、大根おろしでもアクが抜けると
いう話も耳にします。
ですが、エグミを抜ききれていない原因は
この下処理の段階でちゃんとした下記に
ある下ゆでの際の工程が行われていない
可能性が考えられます。
切れ目を入れていない
アク抜きの工程には、たけのこの穂先を斜めに
切り落とし、たけのこを傷つけないように
皮に垂直に切り目を入れます。この切れ目を
入れることで中まで水が入りアクを抜くことが
できます。ですが、ちゃんと切れ目を入れて
いないと中まで水分が届かないため、アクが
抜けきれなかったということになります。
下ゆで後すぐに調理した
たけのこをしたゆでした後は、煮汁が冷めきる
まで待ってから調理を行います。
グツグツ煮込んでいる時よりも煮汁を冷まして
いる時に、一番エグミが抜けると言います。
なので、火を止めた後、わりとすぐに調理に
取り掛かってしまうとエグミが抜けきれて
いないので、美味しくないという残念なこと
になってしまいます。
このような下処理の1つ1つの工程を面倒
臭がらずに行うことで美味しい旬の味の
タケノコを食べることができるのです。
きちんと下ゆでしてもアクが残る?
たまに、きちんとした工程で、ゆでて
アクを抜いたつもりで調理をしてもアクが
残っていることもあります。それは、収穫
してから下処理をするまでに時間が経って
いたからか、地上にタケノコが出てきて
から時間が経っているからかもしれません。
タケノコは土に埋まっていて穂先が少し
土から出ている物を採ります。
掘ったその瞬間から、穂先が地上に出て
きた時からエグミが増します。なので、
収穫したり、頂いたら、できるだけ早く
下処理を済ませるようにします。
対処方法なら、これを試してみて
じゃあ、下処理をしたのにエグミが残った
タケノコはこのまま捨てるしかないの?
と肩を落とすのはまだ早いです!失敗して
しまっても、まだ修正をしてみることはが
できるんです!その対処方法をご紹介して
いきますね。
水にさらす
アク抜きを失敗してしまったを2時間ほど
流水にさらすと少しは和らぎます。
ただ、2時間ずっと水を出し続けると今度は
水道代が心配なので、タケノコがすっぽり
入る鍋にタケノコがかぶるくらい水を入れ、
15分ごとに交換していきましょう。
もう一度茹でる
これが一番確実な方法かもしれません。
この場合は、タケノコを小さくカットして
から茹でましょう。
でも、ただただ茹でたらアクが抜けるの
ではありません。あまり長時間煮込み過ぎ
てしまうと旨味まで抜けてしまいます。
様子を見ながら茹でていきましょう。
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調理方法で工夫する
タケノコのエグミはシュウ酸という成分が
原因と言われています。アク抜きの時に
米ぬかを使うのは米ぬかに含まれている
カルシウムが下処理の工程で2つの成分が
作用し、エグミが和らぐと言われている
からです。
ということはカルシウムが含まれている
食品と調理すればエグミが緩和される
可能性が考えられます。
バターで炒め物をするなどしてみましょう。
また、最も有効な調理法は、油がアクを
分解するのでタケノコの天ぷらです。
まとめ
タケノコを手に入れたら一番最初にするのが
アク抜きです。ただ、このアク抜きを、もし
失敗してもすぐに諦めないでください。
対策を十分知って、食べられるようにして
みましょう。
また、アクは必ず取れるものではないと
いうことも知っておいてください。
たけのこは掘ったその瞬間からエグミが
増します。アク抜きは名前ではアクを抜いて
いる、無くしているように聞こえますが、
エグミの進行を止めるという作業です。
なので、収穫してから時間が経ち過ぎて
しまうと完全にエグミは取れないことも
あると知っておいてください。
旬のものを食べて美味しい春を満喫しましょう!