タコノコをもらったけど、ぬかが無い!
急いでぬかを買いに行かないとダメ?
こんなことって、ありますよね。
じつは、ぬかがなくてもタケノコのえぐみを
取る下処理の方法があるのです。
簡単に茹でてアク抜きする方法を紹介します。

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タケノコをぬか無しで茹でる方法

タケノコもらったときにどのように下処理を
していいかわからない。早く茹でた方がいい
のは知っているけど、家にぬかが無い!
これから、急いでぬかを買いに行かないと
いけない?と思っている方。いえいえ、
ぬかがなくても大丈夫です。

米ぬかでアクを抜く方法より簡単なやり方を
いくつか紹介します。

米のとぎ汁


タケノコの皮をむき、切り目を入れた後に
米を洗う最初の濃い研ぎ汁をたけのこが浸る
くらいに鍋に入れ、茹でる。
竹串がスゥーっと通る様になったら、火を
止めて煮汁が冷めるまで浸したままにしておく。


生米を入れる

この場合も、米のとぎ汁でアク抜きする方法と
ほぼ同じ工程、同じ効果で行えます。
皮をむき、切り目を入れた後に鍋にタケノコが
被るくらいの水を入れて、ひとつかみの生米を
入れる。竹串がすぅーっと刺さるまで茹でる。
こちらも煮汁が冷めるまでは取り出さずに、
そのまま置いておきます。


重曹と煮る

重曹は弱アルカリ性質なので、アクを取る
作用があります。皮を剥いて切り目を入れ、
半分に切ったたけのこを用意します。
水1リットルに対して小さじ1の重曹を入れた
重曹水を沸騰させたらたけのこを入れます。
途中水を足しながら30分弱火で煮たらアクが
抜けます。


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タケノコは収穫後すぐなら刺身で

気温も少しずつ暖かくなり草木が芽吹く春、
色んな野菜も旬を迎えます。美味しい旬の野菜が
沢山ありますが、中でも代表格なのがたけのこです。
炊き込みご飯、天ぷら、煮物…さまざまな調理法で
とても美味しく頂ける野菜ですよね。

栄養面では、低カロリーで食物繊維が多い食品です。
パントテン酸、アスパラギン酸、グルタミン酸、
亜鉛といった成分が入っているので、疲労回復や
便秘対策に良く、オススメな食品です。



でも、たけのこの1番のネックは「アク抜き」
ではないでしょうか?。
たけのこは掘ったその瞬間からえぐみの進行が
始まっていきます。掘り起こして30分程度で
あれば、お刺身で頂くことができます。
薄くスライスしてお刺身として食べたりなんて
採りたて新鮮でなければ、できないのです。
一般の人は、なかなかそんな食べ方は
できませんね。

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ぬかを使ったタケノコの茹で方



新鮮なものを食べたくてたけのこを買ってきた。
親戚や田舎の実家から掘り立てを頂いた。と
いう方で、家にぬか、鷹の爪がある場合は、
タケノコの一般的な茹で方をしましょう。


一般的なタケノコの下処理方法

① たけのこの下のブツブツしている部分を
切り落とす。
外側の皮を2〜3枚はがし、穂先を切り落とす。

② 茹で上がってから皮を剥きやすいように、
また水が入りアク抜きしやすいように皮に
垂直に切れ目を入れる。

③ 鍋にたけのこを入れ、たけのこがかぶる
程度の水を入れる。
そこに米ぬかと鷹の爪を加える。

④ 落し蓋にして弱火で約1時間煮ていく。
たけのこに竹串を刺してスッと通るように
なったら、火を消す。

⑤ すぐに調理をしないで煮汁につけたまま冷やす。
産毛のある皮を剥いてから調理する。

このように長い工程を経て美味しいたけのこが
頂けるのです。
ちなみにタケノコのえぐみはシュウ酸という
成分で喉がイガイガしたりするのですが、その
シュウ酸は米ぬかに含まれているカルシウムの
成分が作用することでえぐみが抜けます。

また、シュウ酸は水に晒されると流れ出てしまい
ますが旨味まで逃げ出してしまうので、旨味を
逃さないために米ぬかを使います。

スーパーによっては、タケノコを買えば横に
小袋の米ぬかがサービスで置いてあったり、
八百屋さんでも、採り立てタケノコを買うと
ぬかをくれたりするお店もあるようですが、
現在では、米ぬかを自宅に常備しているご家庭は
少ないのではないかと思います。


まとめ

タケノコは収穫したり頂いたら時間が経つに
つれてえぐみが増します。面倒と思っても
なるべく早く下処理をする様にしましょう。

美味しく春の味覚を堪能できますよ。
そして、十分にアクが抜けていないと
せっかくの新鮮なたけのこが台無しです。
ぬかがなくても焦らずに家にあるものを
利用して、手軽にそして簡単にアク抜きを
して、春をしっかり満喫してください。


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