
クリスマスは日本でもなじみのある欠かせない
イベントですが、イースター(復活祭)については
どうでしょう?「名前だけは知っている。」
「なんとなくイメージは、わかる。」という方が
多いのではないでしょうか?
最近ではインスタ映えするという理由もあって、
カラフルでオシャレな海外イベントがますます
人気ですね。イースターも要チェックですよ。
イースターって、何の日?
ミッションスクールに通っていた友人から
「イースターでしょ?聖書に出てくるよ」と
言われたものの、私にはカラフルで綺麗な卵、
イースターエッグのイメージしかなかったので
聖書とどう関係あるの?と気になって調べて
みました。
イースターとは、ゴルゴダの丘で処刑された
キリストがその3日後に復活したことを祝った
ことが由来なのだそうです。
クリスマスがキリストの誕生を祝うものなら、
イースターは再誕生を祝うものだったのです。
キリスト教圏ではクリスマス以上に重要な
行事とされていて、イギリスではイースター
に合わせて休暇があり、学校や会社も連休に
なります。このイースターホリデーに家族で
旅行に行ったり、集まってお祝いをしたり
します。
イースターって、いつなの?
クリスマスなどのように毎年同じ日に決まって
いるものと違って、イースターの日は
春分の日の後の満月の後から一番近い日曜日
と指定されているそうです。
この日曜日はイースターサンデーと呼ばれて、
前の金曜から月曜までの4日間がイースターの
ためのホリデーになるそうです。
2018年のイースターは何日?
2018年の春分近くの日曜日となると4月1日に
あたります。
2018年の場合、イースターはエイプリルフールと
同じなので覚えやすいですね。
2019年は4月21日に、2020年は4月12日にめぐって
きます。その年によって日にちがけっこう違うの
ですね。
イースターとの関係
☆卵
卵は、復活の象徴です。
卵を割って、ひなが出てくるイメージに
なぞらえて、イエスキリストが復活して
出てくるというように意味づけられています。
カラフルで可愛いイースターエッグですが、
イースター初期の頃は現代のようにカラフル
ではなく、真っ赤に染めた「キリストの血」を
現わしたものだったようです。
現代では、オーガニック系の色素などで、
それぞれに好きな色で染めたり絵を描いたり
して、カラフルな卵を庭に隠し、それを
みんなで見つけて食べるというゲームを
楽しみます。
また、本物の卵ではなくチョコレートを
卵型にしたものにペイントをして使うことも
あります。
☆ウサギ

イースター関連の写真などを見るとウサギが
目につきます。ウサギは多産の動物なので
豊穣のシンボル。生命の復活と繁殖を祝う
イースターのモチーフになっています。
イギリスでは、教会の目立つ場所に三羽のウサギの
モチーフがあったり、北方ルネサンスの絵画
では、聖母マリアや幼子キリストと共にウサギが
多く描かれています。
また、イースターバニー(復活祭のウサギ)
というイースターエッグを運ぶウサギの
キャラクターもあります。
イースターでは、何を食べるの?
卵
イースターといえばイースターエッグとすぐに
連想されるように、卵を食べるのが一般的です。
キリスト教圏は広く、それぞれの地域によって
イースターに食べる料理にも特色があります。
ローストラム
イギリスの伝統的なイースターのディナーは
ラム肉のローストです。
なぜラム(羊)なのかというと、ユダヤ教の
過ぎこしのお祭りで羊を生け贄にしたことと、
イエスキリストの受難を結びつけたイメージから
来ています。
春はちょうど子羊が美味しい時期でもあるため、
のんびりラムのローストを家族で食べることが
イースターホリデーの習慣になっています。
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ホット・クロス・パン
イエスキリストが十字架にかけられたことと
結び付けて、パン生地の表面をクロス(十字架)
にデザインして焼いたパンです。
パン生地は普通のパンと同じですが、ドライ
フルーツが入っていたりします。
卵を食べることは知っていても、キリスト教徒や
海外在住でないとあまり羊肉とパンを食べる
習慣については、日本では、あまり知られて
いないのではないでしょうか。
宗教的な意味があることと、日にちが毎年同じ
ではないので、日本では一般的に浸透しづらい
のかもしれませんね。
まとめ
イースターについて、卵のイメージがなかった
のですが、調べてみたらこんなに情報を得る
ことが出来ました。
イースター料理のレシピはネットでも見る
ことが出来るので、私も一度作ってみたいと
思います。
バレンタインにハロウィンにクリスマス。
これにイースターも加わって、部屋のDIYや、
デコレーションで、インスタ映えするよう
にするのもいいですね。