春は気持ちの良い季節です。
進級、就職、一人暮らしなど新生活のスタートに
希望で胸がワクワクしますよね。
ですが、春先は体調を崩しやすい季節でも
あります。
早く体調不良を改善したい。すぐ薬に頼るの
ではなく、食べ物で改善できないかを知りたい。
そう思いませんか?

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春先の体調不良を改善したい

新しい生活環境に慣れるまでにストレスを感じ
疲れやすかったり、頭がぼーっとしたり、
朝起きれなかったり。
また、昼と夜の寒暖差が大きく体がついていかな
かったりが原因のことも多くあります。

毎年のように春先になると、体調を崩す。そんな
症状を早く改善したい方、でもなるべくなら薬には
頼らずに食べ物で改善できないかを知りたい方

その方法をご紹介します。


体調不良に効果的な食べ物は?

なんだか体が重い、頭がシャキッとしない、と
いう症状が出た時には、ある成分が不足して
いるかもしれません。
それは『ビタミンB1』です。

ビタミンB1には糖質の代謝を促す働き、皮膚や
粘膜を健康に保つ働きに関係があリます。

特に日本人は主食が米ということで、糖質の
消費量が多いため、ビタミンB1を多く摂った
方がいいのです。
また、脳や神経の働きを正常に保つためにも、
ビタミンB1は不可欠な栄養です。


ビタミンB1が含まれている食品



ビタミンB1が最も多く含まれている食べ物は
豚ヒレ肉です。

1日にビタミンB1の摂取量は成人男性で1.4mg、
成人女性で1.1mgと推奨されていますが、
豚ヒレ肉は100gあたりビタミンB1は0.98mgも
含まれています。

豚肉は、もも肉やロース、ハム、ベーコン、と
いった他の部位でもビタミンB1を多く含み、
他の食品では、ウナギ、たらこ、乾燥大豆、
カシューナッツ、乾燥昆布、干ししいたけ、
にも多く含まれています。

なかなか普段の食生活では摂りにくいという
人はサプリアントを利用しても良いでしょう。


漢方では



薬を飲むことに抵抗がある方は、漢方で体調を
整えるという選択肢もあります。
そもそも漢方は、薬とは違って植物由来の物で
薬の効果が期待されます。

また、色々な体の症状に合わせて調合できるので
一人一人に合った治療ができるため、体に合わない
といったことが少ないのです。

だるい、食欲がないという未病には以下の
漢方が効果的です。

•補中益気湯(ほちゅうえっきとう)
体の内側を補い、気を動かす効果がある。

•十全大補湯(じゅうぜんだいほとう)
胃腸の働きを高める。栄養分を消化吸収できる
ようにして、気や血液を全身に行き渡らせる効果がある。

漢方薬は、このように確定するに至らない病気、
『未病』の体調不良の小さな症状に対応できる
治療法なので薬よりも安心できます。

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薬膳では

薬膳とは、漢方医学が持つ治療の1つです。
食材自体が持っている効果を組み合わせて
料理として摂取できるので、1人1人の症状に
合わせて食材を組み合わせたり料理法を選ぶ
ことができます。

また、最近では『薬膳コーディネーター』などの
資格取得について耳にしましたが、薬膳も薬に
抵抗のある方にはオススメです。
薬膳では、気や血の巡りが悪くなると体の各所に
不調を感じると考えられています。

気の巡りを良くする食品
キャベツやレバー、みかん、
グレープフルーツ、ジャスミン茶など

血の巡りを良くする食品
小松菜、ほうれん草、プルーン、
ほうじ茶などが良いとされています。


逆に、コーヒーやお酒、唐辛子、エビ、
チョコレートなどの刺激物は、肝臓の働きを
活発にさせる恐れがあるので、食べ過ぎると
不眠症やイライラを感じる恐れがあり、
注意が必要です。

冬瓜やキュウリ、トマトは野菜なので、一見
体に良さそうですが、体を冷やしてしまう
食材なので、こちらも注意が必要です。

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まとめ

春先の体調不良には、なるべくなら薬に頼り
たくない、でも、症状で困っているなら、
漢方や薬膳といった細かな症状に対応できる
ものを利用するのも、一つの方法です。

体調不良に効く食材や薬膳の食材は、どこかから
取り寄せたり高い食材ではなく、スーパーなどで
手軽に手に入る食材が多いのがいいですね。

体調を改善して、春を健康で過ごしやすい季節に
していきましょう。


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